日本の空でも定期便として活躍して長年親しまれていたツインオッター(DHC-6-300)をベースにし、オリジナルに改良をほどこした機体を使用しています。
シーニック航空のツインオッターは、大自然の壮大な景色を存分に眺めることが出来るよう特別に窓をかなり大型化させた画期的な飛行機で、「ビスタライナー」という愛称で呼ばれています。
翼が機体の上に付いているので、翼が視界の邪魔にならず、機体を傾ける事も少なく 窓の下に広がる景色が大変見やすくなっています。
ツイン・オッターは優れたSTOL(エストール)機としても有名で、離着陸に必要な滑走距離が非常に短いため、モニュメントバレーやブライスキャニオンなどの滑走路が短い空港への飛行も可能になっています。重量や気象条件にもよりますが、わずか400メートルほどで離陸が出来る優れた性能を持っています。
(STOL = Short Take Off and Landing、短距離離着陸機)
注意:現在、ブライスキャニオンへは運行していません。
窓が非常に大きいので、機内のどこからでもパノラマ景観をお楽しみ頂けます。 また、カラー写真に適した窓ガラス(ガラスの映り込みが少ない)を使用していますので、景観そのままの写真撮影が可能です。
翼が機体の上に付いているので、翼が視界の邪魔にならす、機体を傾ける事も少なく、窓の下の景色がとても見やすくなっています。
各席に備え付けてあるヘッドフォンを利用してお好きな言語のナレーションをお選び頂けます。
(日本語を含む世界16ヶ国語に対応)
1基あたり650馬力の出力を誇るパワフルなターボプロップエンジンを2基装備する双発機です。
(Pratt & Whitney社製 PT6A-27)
そのエンジンは信頼性も高く、環境に優しい低騒音設計です。
ATPライセンスを取得した経験豊かな2名のパイロットが全ての便に乗務します。
全機に気象レーダーを搭載しています。
TCAS、GPWSを全機に搭載しており安全性に万全を期しています。
* ATP = 米国定期運送用操縦士
* TCAS( Traffic Collision Avoidance System = 衝突防止装置)
* GPWS (Ground Proximity Warning System = 地上接近警報装置)
※ 当日の人数によってはセスナ208を使用する場合があります。どちらの飛行機も高翼機(翼が上)のため非常に良好な視界をお楽しみいただけます。