1927年に初めて"世界の七不思議"の一つであるグランドキャニオンでのエアーツアーを行って以来、グランドキャニオン シーニック航空は観光遊覧飛行のツアーオペレーターとしての地位を確立してきました。
今日、我が社は「グランドキャニオンの遊覧飛行」や、アメリカ合衆国のその他の雄大な国立公園へ様々なツアーを行っている航空会社として世界中に名を広めています。
私たちは、世界で最大の、そして世界で最も経験と実績のある観光航空会社です。
初フライトから数えて、実にこれまで1千万人以上のお客様が、グランドキャニオン シーニックの飛行機でグランドキャニオを始め、その他の国立公園を訪れました。
毎年、観光ツアーだけで約30万人の乗客を運んでいます。
グランドキャニオン シーニック航空は、グランドキャニオン国立公園への旅行の代名詞となっていると自負しています。
1927 | シーニック航空前身の「シーニック・エアウェイズ」が、グランドキャニオン発着による初めての商業的な遊覧飛行(エアーツアー)を行う。 |
1967 | John Seibold夫妻により シーニック航空(Scenic Airlines) 設立。 ノース・ラスベガス空港にて、1機の5人乗り 単発エンジンセスナと、2人の従業員により運行を開始。 |
1969 | 機内で景色の説明などを聞くことが出来る自動ナレーションシステムを、世界で初めて開発する。 |
1970 | グランドキャニオン上空の安全と環境保全(騒音対策)を目的とした航空管制 システムを創るため、FAA(アメリカ連邦航空局)、ナショナルパークサービス、その他のツアーオペレーターと結束する。 |
1972 | グランドキャニオンへのゲートウェイとして、ラスベガスへ観光旅行を促進する目的で、初の国際的なマーケティング協定に調印。 |
1975 | 海外からのアメリカ国内への旅行プロモーションの功績を評価され、米国商務省 から表彰される。 |
1979 | 海外で初めての支店を東京に設立。 日本でのセールス及びマーケティング活動を行う。 この年、通算100万人の搭乗実績を達成。 |
1983 | 遊覧飛行用に窓を特別大きくしたビスタライナー機(19人乗り)を共同開発。 FAA(アメリカ連邦航空局)の認可を取得し、ますますの発展を始める。 |
1988 | 東京以外にも世界13カ国に販売代理店を設立し、現地で直接セールス・プロモーション活動が行えるようになる。 |
1993 | デンマーク、フィンランド、ノルウェイ、スウェーデン、オランダ、ギリシャ、イスラエル、メキシコに海外オフィスをオープンさせる。 世界19カ国での販売・プロモーション。 |
1995 | 南アメリカへ進出。 アルゼンチン、ベネズエラ、ブラジル、チリ、コロンビアにオフィスをオープン。 世界26カ国に拡大。 |
1997 | 創業30周年を迎えたこの年、更にオペレーションを拡大するために、ノースラスベガス空港に500万ドル(5億円超)のシーニック航空専用ターミナルを建設する。 それに伴い、拠点をそれまでのマッカラン国際空港からノースラスベガス空港の専用ターミナルに移転し、さらにオペレーションの拡大を行う。この年、通算の搭乗者数 600万人を達成。 |
1998 | ラスベガスで最大のツアーオペーレーターであるシーニック航空は、同じく2番目に大きなイーグルキャニオン・エアラインと合併する。これにより、従来の19人乗りビスタライナー機に加えて40人乗りのフォッカーF27を5機運行させることが出来るようになり、輸送力が大幅に増える。 |
1999 | シーニック航空は、世界最大の観光航空会社として、新しいミレニアムを迎えることになる。 |
2000 | アメリカ国防総省から、カリフォルニアにあるポイント・マグー(Point Mugu)海軍基地からSan Nicholas島への飛行輸送の依頼を受ける。 ラスベガス発着の唯一の「コロラド川・日帰りラフティング(川下り)ツアー」を発表する。 |
2001 | ネバダ州イリー(Ely)と、カリフォルニア州マーセド(Merced)への、2つのEAS(Essential Air Service)を与えられる。 これらの都市から毎日定期便を運行する。 9・11(同時多発テロ)により、他の多くの航空会社と同様に大打撃を受けるも、健全な経営により危機を乗り越える。 |
2002 | より一層の拡張のために、EASの追加申請を提出する。 |
2007 | グランドキャニオン航空とシーニック航空が合併。 それを機に、ベース空港をノースラスベガスからボルダーシティに移し飛行時間の短縮、ホテルへの送迎時間の短縮を達成。原点であるグランドキャニオンのツアーの更なるレベルアップを計る。さらに質の高いカスタマーサービスと、ツアーの内容を充実させるために、大幅な改革を行う。 |
2009 | 新ターミナルが完成。 最新の整備格納庫や出発ロビーは、さらにサービスのクォリティを高めた。 |
2018 | 多くのご要望にお応えしてラスベガスから飛行機で行くアンテロープキャニオンのツアーを催行開始。 グランドキャニオン・サウスリムでSUVの王様ハマー(Hummer)で観光する新ツアーを開始。 |