モニュメントバレー(Monument Valley)

モニュメントバレー豆知識(Monument Valley情報)

 どうしてこのような景色が出来上がったのか?

モニュメントバレーには、ビュートButte(残丘)と呼ばれる大小の岩山や、メサ(Mesa)といわれるテーブル形の台地が点在しています。 これらは、何千年という途方もない期間をかけて雨や風、地殻変動などによる自然の力によって徐々にできあがってきたものです。信じられないことに、大昔この大地は水(大河)に覆われていて、その水の流れや水が運んできた土砂によって岩が切り崩されていきました。今現在も、少しずつ侵食活動は進んでいます。

グランドキャニオンも、はるか未来には今のモニュメントバレーのようになると考えられています。

  モニュメントバレーの気候について

統計では年間の晴天日が約300日もあり天候には非常に恵まれている場所です。
冬期は雨や雪が降ることも多いですが、雪が積もった風景はまさに荘厳で美しさは格別です。
夏の日中は32℃〜35℃くらいになりますが朝夕は20℃を下回ることもあります。
標高が1500〜1600mと高く、しかも乾燥しているので、1日の気温の差が大きいのが特徴です。

  伝統工芸、伝統料理

ナバホ族は特に美術・工芸の分野で高く評価されており、彩色土器や銀細工、砂絵などの技術は
今もなお受け継がれています。 特に、幾何学模様を配した織物“ナバホ織り”は世界的に有名です。

ナバホ族の伝統料理であるナバホタコは、油で揚げたパン揚げたパンのようなベースの上にレタスや
タマネギ、トマトなどの生野菜とチーズを乗せてスパイシーなソースをつけて食べるボリューム満点の
ナバホの伝統料理。

 動植物について

砂漠に近い気候のモニュメントバレーですが、数多くの生き物たちがいて、代表的なものとしては

ウサギ
ジャック・ラビット(オグロウサギ): 尾っぽが黒く、耳が顔の長さと同じくらい長い。
鹿
ミュール・ディーア(オグロジカ): 尾の先が黒く、耳が大きいのでロバに似ているように見える。
リス
プレリー・ドッグ: 草原にトンネルを掘り、大群をなして生息しています。  
彼らの天敵はコヨーテです。

その他、3〜4種類のヘビ(代表的なものは“ガラガラヘビ”)、コヨーテ、草原ネズミ、カッコウと鶉
(うずら)の仲間の鳥類も生息しています。動物は野生のものですので、日本で見られるような種類とは違います。日中に見かけることは難しいですが、運が良ければ見ることが出来るかもしれません。

また、植物に関してですが、この地では荒野の厳しさにも負けずに花が咲きます。 
ナバホ族の人達は薬草として植物を医療に役立てることが多いそうです。サグロア(サボテンの代表格)、ゴールデン・ポピー(けし科の花)、モハベ・ユッカ(糸蘭)、ビーバー・テイル(ビーバーの尻尾の形をしたサボテン)、オルガン・パイプ(オルガンのパイプに似た形のサボテン)等、多くの植物が存在しています。

  • モニュメントバレーとは ?
     
    ** 現在 、飛行機のツアーは運行を中止しております。
      モニュメントバレーも含めた陸路で行くグランドサークル周遊ツアーも
    多数扱っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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